「それでもボクはやってない」観ました

なんていうかむーってなる映画でした。周防監督がプロモーションで何度も言っていた「現在の裁判の制度」っていうのをまざまざと見せ付けられた気がして、なんかちょっとショックでした。特に痴漢冤罪なんて他人事じゃない人がいっぱいいるんじゃないかしら。私もこんなんですけど電車で痴漢にあったことが数回あって、でも大抵痴漢にあうときっていうのは映画と同じように乗車率250%でぎゅーぎゅーな状況で、はっきり言って誰が痴漢してるかなんてさっぱりわかんないですもん。手をつねってやろうにも引っ込められちゃったらもうわかんない。で、結局声も出せない。ちょっと内容に触れますけど映画の最初のほうに出てきた痴漢の犯人が逆切れして「誰がお前みたいなブス金貰ったってさわらねえよ」みたいなことを言うシーンがあって、そうそう!これが怖くて私は声を出せないの!って思いました。だって女子高生みたいに若くもないしその辺のOLさんみたいにスカートはいてるわけでもない、色気のないパンツ姿の私がなんで痴漢にあうのか自分だってわかんないですもん。おいおい勘違いなんじゃないの?って思われるのがオチな気がして絶対言えない。どんどん映画の話から逸れていきましたけど、何が言いたいかって言うと痴漢は女の敵でもあるし男の敵でもあるので痴漢するようなヤツはみんな死んだらいいと思いました。